質感 · 約15分
ぼけから合焦し、滑らかに着地
ぼかしのアニメーションと移動に応じたブラーを別々に理解する。
(AE実機レンダーではありません)
動画を再生できませんでした。MP4リンクをお試しください。
動きを減らす設定が有効です。見本の再生は任意です。
見本で見るポイント
短い文字が画面中央より少し下から中央へease-outで移動。0〜0.8秒はCanvas filter blurを12→0pxへ下げ、移動中のみ後方へ弱い残像を数枚足す。0.8〜3秒はシャープで静止。3〜4秒は穏やかなフェードでリセット。数値はAEと一致させない。
- 0秒:下寄りの文字がぼけている。
- 0.4秒:移動しながらぼけが減る。
- 0.8秒:中央へ着地し鮮明。
- 2秒:読める状態を保持。
見本はブラウザーで描いた仕組みのイメージです。AE実機の結果ではありません。色分けや、見本を繰り返し見るための反復・退出を加える場合があります。これらは本文の手順外で、同じ操作だけでは自動的に反復・退出しません。本文の成功条件を目標に練習してください。
正確さについて:動きの考え方を説明する模式図。AEのレンダー、乱数、粒子数、発光・ぼかしの画素値の再現ではない。 識別用の色分け、見せ方用の反復・退出を含む場合があり、本文の手順との完全一致は意図していない。
先に練習しておくこと
- キーフレーム
- 位置
作業の準備
新規コンポジション:1920×1080、正方形ピクセル、30fps、8秒。開始タイムコード0:00:00:00。最下段にコンポサイズの濃紺の平面BGを作る。特記がなければ全レイヤーは0秒から8秒まで、2Dのまま。
設定の目安
Blur Radius
0秒20 → 0.8秒0
任意に付けるぼかし
変えてみる:小さい文字は10から試す。
Position
(960,650) → (960,540)
上へ110px移動
変えてみる:歌詞が大きく動き過ぎない距離にする。
Shutter Angle / Phase
180° / -90°
移動ブラーの時間幅/位置
変えてみる:まず180°。強すぎれば角度を減らす。
BUILD THE EFFECT
操作手順
- 01
0秒で文字ツールを選び、段落を中央揃えにする。白いテキスト「いま、ここから」を100px程度で作る。レイヤー名FOCUS。後のPositionは文字の入力基準点を指定するため、レイヤーのアンカーポイントは変更しない。
- 02
FOCUSに「ブラー(高速ボックス)/ Fast Box Blur」を適用。Effect > Blur & Sharpen > Fast Box Blur。Legacyと書かれた旧エフェクトは使わない。
- 03
0秒でBlur Radius(ブラーの半径)=20にしてストップウォッチを押す。0.8秒(0:00:00:24)で0にする。他のブラー項目は初期値のまま。
- 04
FOCUSを選んでP。0秒へ戻ってPosition=(960,650)を設定し、Position左のストップウォッチを1回押す。0.8秒(0:00:00:24)へ進めて(960,540)に変える。文字のアンカーポイントにより見た目の中心は多少変わるので、画面で位置を確認。
- 05
位置の2つのキーだけを選びF9(Easy Ease)。0.8秒で柔らかく着地するようにする。
- 06
FOCUSのMotion Blurスイッチと、タイムライン上部のEnable Motion Blurを両方オン。必要ならComposition Settings > AdvancedでShutter Angle=180°、Shutter Phase=-90°。
- 07
0〜1.5秒を再生して比較。Fast Box Blurは静止していてもぼかせる。Motion Blurは今回のレイヤー移動に連動する。止まった後は文字が読める状態にする。
MAKE IT YOURS
表現を変えてみる
Fast Box Blurだけ、Motion Blurだけ、両方の3版を比較し、それぞれがどこで効くか確認する。
うまくいかないとき
- 止まってもぼける:Blur Radiusの最後の値が0か確認。Motion Blurとは別。
- モーションブラーが見えない:レイヤーとコンポの両スイッチ、位置に時間変化があるか確認。
- 元動画内の動きがぼけない:このスイッチは動画に記録済みの動きへ一律に追加するものではない。
公式の参考資料
メニュー名や画面の差異は、使っているバージョンの公式ヘルプでも確認できます。