02 / 動きと表現 · 約35分
イーズとグラフで動きに意図を付ける
同じ距離・時間でも、速さの配分で印象が変わる。
先に知っておくこと
3種類を使い分ける
Linearは値を一定の割合で変え、Holdは次のキーで切り替えます。Easy Easeはキー付近の変化を滑らかにする出発点です。すべてをイーズにすると、連続した動きが不要な場所で止まることもあります。
値グラフと速度グラフ
値グラフは「どの値か」、速度グラフは「どれくらい速く変わるか」を表します。位置のパスが曲がる空間補間と、進み方を変える時間補間も別です。今回は2つの位置キーの速度グラフだけを扱います。
LET'S TRY IT
操作手順
- 01
比較用を残す
- ここから
- ae-05のCARDがあるMV_15s。
- すること
- プロジェクトパネルでMV_15sを複製し、Ease_Testと改名して開く。CARDの位置のキー2つだけを選ぶ。
- できた状態
- 元の練習を残して試せる。
- 02
イージーイーズを適用する
- ここから
- 位置の2キーが選択されている。
- すること
- F9を押す。Macで機能キーに割り当てがある場合はFn+F9、または右クリックのKeyframe Assistant > Easy Easeを使う。
- できた状態
- 動き出しと止まり際が柔らかくなる。
- 03
速度グラフを選ぶ
- ここから
- CARDの位置を選択したまま。
- すること
- タイムラインのGraph Editorを開き、グラフの種類からEdit Speed Graphを選ぶ。選択グラフを画面に合わせて表示する。
- できた状態
- 横軸が時間、縦軸が速度の山になる。
- 04
止まり際を長くする
- ここから
- 終点2秒のキーを選択。
- すること
- 終点に入るハンドルを左へ少し延ばし、速度0の高さを保つ。0〜2秒を再生して、早く進み長く減速する印象を比べる。
- できた状態
- 終点の位置と時刻を変えずに速さの配分が変わる。
- 05
意図を記録する
- ここから
- 比較が終わった状態。
- すること
- 線形版とイーズ版を交互に再生し、「なぜこのカードはゆっくり止まるのか」を1文で書く。
- できた状態
- グラフの形を暗記するだけでなく演出理由を持てる。
CHECK YOUR FRAME
ここまでの確認
- どちらのグラフを見ているか分かる
- 終点の位置と時刻が比較前と同じ
- 途中で急停止する不要なキーがない
YOUR TURN
小さな練習課題
同じ1秒の移動を、一定速度・柔らかい停止・突然の切替の3種類で作る。
できあがるもの:3種類の動きの比較
- 時間と距離を揃えて速さだけ比較できる
うまくいかないとき
教本と違うカーブが出る
考えられる原因:値グラフを表示している。
試すこと:グラフの種類でEdit Speed Graphを明示的に選ぶ。
直線に動かしたいのに軌道が曲がる
考えられる原因:位置の空間補間がベジェになっている。
試すこと:位置キーのKeyframe InterpolationでSpatial InterpolationをLinearにする。時間のイーズとは別に設定する。
SEE THE IDEA IN MOTION
この操作から広がる効果
公式の参考資料
メニュー名や画面の差異は、使っているバージョンの公式ヘルプでも確認できます。
理解できたところで、自分のペースで記録。
