03 / 素材と合成 · 約35分
画像・音源を読み込み、迷子を防ぐ
外部素材の読み込み、透過、整理、再リンクを覚える。
先に知っておくこと
ファイルを置いてから読み込む
AEは外部ファイルを参照します。フォルダー整理は読み込む前に行い、制作後に渡すときはFile > Dependencies > Collect Filesを使うと参照素材を集められます。フォントや第三者素材の再配布許可は別に必要です。
画像形式の選択
PNGは透過画像に使えます。JPEGは通常アルファを持ちません。PSDやAIのレイヤーを使う場合はComposition - Retain Layer Sizesなど読み込み方法を確認します。初心者は頭・胴・腕を別PNGで用意する方法でも十分です。
透過の市松模様が画像に焼き込まれている素材は透明ではありません。作業画面の透明グリッドと画像の模様を見分けます。
LET'S TRY IT
操作手順
- 01
素材を整理する
- ここから
- 自作または利用許可を確認した画像とWAVがある。
- すること
- 02_Assetsのimagesとaudioへ分けて置く。出典・作者・取得日・商用可否・改変可否・再配布可否を04_Notesに記録する。
- できた状態
- あとから利用条件を説明できる。
- 02
単体画像を読み込む
- ここから
- AEのプロジェクトパネル。
- すること
- Ctrl+I/Command+IでPNGを選び、意図しない画像シーケンス指定がオンならオフにして単体フッテージとして読み込む。
- できた状態
- 1枚の画像として扱える。
- 03
透過を確認する
- ここから
- 画像を練習コンポジションのBGより上へ配置。
- すること
- 透明グリッドを切り替え、さらに背景色を明るい色へ変えて画像の周囲を確認する。
- できた状態
- 画像の透明部分から背景が見える。
- 04
レイヤー素材を読み込む
- ここから
- パーツ別PSDまたはAIを持っている場合のみ。
- すること
- 読み込み方式でComposition - Retain Layer Sizesを選び、作成されたコンポジションを開く。レイヤー名と境界を確認する。ファイルがなければ別PNG方式で代替する。
- できた状態
- 部品ごとに動かせる。
- 05
参照を修復する
- ここから
- 参照切れが起きた場合だけ。
- すること
- プロジェクトパネルの該当素材を右クリックしReplace Footage > Fileで正しいファイルを指定。テスト目的で本番素材を消さない。
- できた状態
- タイムラインを組み直さずに素材が復帰する。
- 06
収集したコピーを確認する
- ここから
- 小さな練習プロジェクトが保存済み。
- すること
- Collect Filesで別の確認用フォルダーへ収集する。コピー側.aepを開き、素材が参照できることを確認。以後どちらを編集中かファイル名で見分ける。
- できた状態
- 持ち運べる単位と作業中の正本を区別できる。
CHECK YOUR FRAME
ここまでの確認
- 素材の利用条件を記録している
- .aepだけ送っても素材が不足する場合を理解する
- 収集後のコピーを開いて確認した
YOUR TURN
小さな練習課題
自作画像1枚と音声1本を使う短いプロジェクトを収集し、コピー側を開く。
できあがるもの:収集済み確認フォルダー
- 画像・音・字体の不足を区別できる
うまくいかないとき
連番PNGが勝手に動画になった
考えられる原因:画像シーケンスとして読み込んだ。
試すこと:単体画像で使うならシーケンスをオフにして読み込み直す。
素材の端が暗い
考えられる原因:アルファの解釈が合っていない可能性。
試すこと:Interpret FootageのAlpha設定を確認。StraightとPremultipliedを原素材の仕様に合わせ、明暗両背景で比較する。
文字が別フォントになる
考えられる原因:元のフォントが端末にない。
試すこと:同じ利用権のあるフォントを自分で導入するか、代替フォントでレイアウトを再調整する。
公式の参考資料
メニュー名や画面の差異は、使っているバージョンの公式ヘルプでも確認できます。
理解できたところで、自分のペースで記録。