03 / 素材と合成 · 約35分
親子関係とヌルでまとめて動かす
部分の動きを保ったまま、キャラや画面全体を操る。
先に知っておくこと
親は変形の基準
子の位置・回転・スケールは親の変形に従いますが、不透明度は親から引き継ぎません。子自身のアニメーションも残せます。親子関係を付ける操作そのものは通常のキーで時間変化させられません。
ヌルは完成映像には映らない操作用レイヤー。手や頭のような見えるレイヤーを無理に親にする代わりに、専用のコントローラーを作れます。
LET'S TRY IT
操作手順
- 01
2つの部品を置く
- ここから
- Parent_Test、1920×1080、30fps、5秒、0秒。
- すること
- 各部品を描く前に全レイヤーの選択を解除し、丸HEADと長方形BODYを別レイヤーとして作る。HEADを上、BODYを下に置く。キーを作る前にHEADを選んでYツールで支点を首元へ移し、Vに戻す。
- できた状態
- 独立した頭と胴体ができる。
- 02
コントローラーを作る
- ここから
- レイヤー選択解除、0秒。
- すること
- Layer > New > Null ObjectでCTRLを作る。Pを[960,700]付近にして、キャラ全体の支点に置く。まだキーを打たない。
- できた状態
- 赤い枠等のヌル表示が出るが作品の絵ではない。
- 03
親を指定する
- ここから
- HEADとBODYを選択。
- すること
- Parent & Link列で親をCTRLにする。修飾キーは押さず、元の見た目の位置が保たれることを確認する。
- できた状態
- 2部品がCTRLの子になる。
- 04
全体を上下させる
- ここから
- CTRLのP、0秒。
- すること
- 0秒[960,700]、0.5秒[960,670]、1秒[960,700]でキーを打つ。F9を適用する。
- できた状態
- 頭と体が一緒に軽く浮く。
- 05
頭だけ傾ける
- ここから
- HEADのアンカーポイントを首元に設定済み。
- すること
- HEADのRに0秒0度、0.5秒-6度、1秒0度を設定する。
- できた状態
- 全体の上下移動に頭だけの傾きが重なる。
CHECK YOUR FRAME
ここまでの確認
- CTRLを動かすと2部品が動く
- HEADだけの回転も独立している
- 親の不透明度を下げても子は消えないと分かる
YOUR TURN
小さな練習課題
左右の腕を追加し、腕は別々に回転、体全体はCTRLで移動させる。
できあがるもの:簡単な親子リグ
- どの部品をどの親へ付けたか説明できる
うまくいかないとき
親付けした瞬間に部品が飛ぶ
考えられる原因:修飾キー付きの親付けか、意図しない座標変更。
試すこと:取り消して修飾キーを離し、レイヤーリストから通常の親指定を行う。
ヌルを透明にしたのにキャラが残る
考えられる原因:親の不透明度は子へ伝わらない。
試すこと:全体フェードはプリコンポーズした外側のレイヤーで行う。
ヌルに効果を掛けても見えない
考えられる原因:ヌル自体は映像要素ではない。
試すこと:見えるレイヤーかプリコンポジションへ効果を適用する。
SEE THE IDEA IN MOTION
この操作から広がる効果
公式の参考資料
メニュー名や画面の差異は、使っているバージョンの公式ヘルプでも確認できます。
理解できたところで、自分のペースで記録。

